menu

相続の専門家を検索

認知症の遺言書について

とんぼさん 2015年12月26日 千葉県

父親が認知症と診断されています。今後制作する遺言書は効力があるのでしょうか。父親は認知症ですが意思能力は、はっきりしていますので遺言書を制作することに不具合はありません。もしも遺言書に効力がない場合は弁護士など専門家に制作してもらえば良いのでしょうか?それとも認知症になってしまったので手遅れなのでしょうか。

回答日:2015年12月28日

とんぼさん初めまして。
お父さんが、認知症を患っていらっしゃるのですね。
認知症を患っていらっしゃる方が遺言書を作成した場合、後に遺言能力の有無の点で争われることが多く、また同能力の有無の判断はケースバイケースであり、一概にどうであるかはなかかな申し上げにくいところがあります。
認知症の発症の有無の診断の際に行われる、長谷川式簡易知能評価スケールの点数は、遺言能力の有無の判断要素の一つとして実際の裁判においても用いられていますが、かかる点数が低い場合には遺言能力がないと判断される可能性は高くなるものと考えます。
遺言書を作成する際には、作成前に医師による診断を受けることが必要になるかと思います。
もし、遺言書を作成されるのであれば、まずはお近く又はお知り合いの弁護士、司法書士、行政書士及び税理士の方のところに相談に行ってください。
その上で、自筆証書遺言の方式ではなく、専門家である公証人が作成する公正証書遺言の方式で作成されたほうが、公証人からも遺言能力の有無につきチェックがなされるので、後に遺言が無効とされるリスクは低くなります。
認知症の程度が重く、遺言能力がないとわかる場合若しくはないものと疑われる場合には、上記士業の方から遺言書原案の作成依頼をお断りされる場合もありますし、公証人からも断られる場合もあります。
なお、公正証書遺言の方式であっても後に遺言無効確認訴訟が提起され、無効とされた事例もあることをご留意ください。
ご参考になれば幸いです。

質問に回答・返信するには、ログインしてください。

「遺産相続の準備」に関する相談Q&A

キーワードから相談を検索する

疑問・悩み事など気軽に質問してみましょう!

「遺産相続の準備」に関する他の記事

ページトップへ

Copyright © 2015 All Partners Inc. All Rights Reserved.